あいち技能五輪・アビリンピック2020の大会を終えて

私にとってこの大会は2回度目の挑戦でした。1度目は高校生の時に出場して、散々な成績で終わりました。今回は、社会人となり、会社で経験を積み岡山県代表に選ばれ、技能五輪への参加が決まりました。大会へは母校の後輩とペアを組んで出場することになり、母校の先生の指導や先輩からのアドバイスを頂きながら、練習を開始しました。新型コロナの影響で大会の開催が危ぶまれ、不安を抱えてのスタートとなりました。大会は無観客での開催となりましたが、大会が開催されることにホッとして、練習も集中して出来るようになりました。
 

最初の内は、制限時間に作ることが出来ず時間がオーバーしてしまいました。やり方を工夫して、精度も上げていきました。その中でも石積みに苦労し、何度も石を崩しては積む練習を重ねました。

大会本番は、とても緊張しました。1日目はガチガチに緊張しましたが、2日目には落ち着いて2人で力を合わせて満足のいく作品を作成することができました。

 
今回、コロナ対策としてオンラインで成績発表が行われました。私自身は、賞には入れないだろうと思っていましたが、敢闘賞に名前が入っていた時はとても驚きました。

松本社長をはじめ、会社の方々また、練習にずっと付き添い指導をして下さった先生方にとても感謝しています。この経験を活かし、仕事でも技術を磨いていき、1日でも早く先輩たちのようになれるように頑張ります。ご指導・ご協力していただいた皆様本当にありがとうございました。

また、新型コロナで大会運営は大変だったと思いますが、大会を開催して下さった関係者の皆様やスタッフの方々に大変感謝しております。

原田